多くの人が気になるのは、「小学生の年齢範囲はどれくらいか?」という点です。
小学生は通常、6歳または7歳で学校生活をスタートし、12歳で終了します。
私たち全員が経験する小学校生活について、具体的に何歳で入学し、何歳で卒業するのかを詳細に知る人は意外と少ないかもしれません。
この記事では、小学生の年齢範囲や、学年ごとの年齢、さらにそれぞれの学年で学べる内容やできることについて説明します。
小学生の年齢範囲
小学校に入学する子供たちの条件は以下のとおりです。
・4月1日時点で6歳
・4月2日から翌年4月1日までに7歳になる
つまり、その年に7歳になる6歳の子供たちが小学校に入学します。
そして、12歳の誕生日を迎える年に小学校を卒業します。つまり、小学生の年齢範囲は6歳または7歳から12歳までとなります。
小学校の入学式は、毎年桜が美しく咲く4月の初旬に行われます。
4月2日から5日の間に誕生日を迎える子供たちは既に7歳ですが、多くの子供は6歳で入学式を迎えます。
小学生の学年と年齢
どの年齢の子供が小学校のどの学年に該当するかが一目でわかるよう、表を作成しました。
一学年の期間は、4月2日から翌年の4月1日までの間に誕生日を迎える子供です。
「4月1日時点の年齢」が各学年を識別する基準となります。
年における年齢に関する情報を表形式で整理したものです。学年ごとの「4月1日時点の年齢」、「満年齢」、そして「在籍年齢」が記載されています。
学年 | 4月1日時点の年齢 | 満年齢 | 在籍年齢 |
---|---|---|---|
小学校1年生 | 6歳 | 7歳 | 6歳~7歳 |
小学校2年生 | 7歳 | 8歳 | 7歳~8歳 |
小学校3年生 | 8歳 | 9歳 | 8歳~9歳 |
小学校4年生 | 9歳 | 10歳 | 9歳~10歳 |
小学校5年生 | 10歳 | 11歳 | 10歳~11歳 |
小学校6年生 | 11歳 | 12歳 | 11歳~12歳 |
学年別の学びと活動
学年ごとに、特に注力する学びや活動を紹介します。地域や学校によって差はありますが、参考にしてください。
小学校1年生
・ひらがな・カタカナの読み書き
・漢字80字
・計算(足し算・引き算)
野球やサッカー
野球やサッカーを含む体育活動は、小学1年生から開始することがあります。
リトルリーグでは、幼少期から参加している子もいますが、重要なのは親が押し付けるのではなく、子供の意志を尊重することです。
一人で寝る
一人で寝ることは、6歳の小学校1年生から始める子もいますが、個人差がありますので、子供の成長に合わせて無理をさせない方が良いでしょう。
自転車の習得
小学校の入学時期に合わせて、多くの子供たちが自転車に乗ることが一般的です。
自転車に乗れないと、友達との外遊びに参加しにくくなることがあります。
そのため、小学校に入学する前に自転車に乗れるようになっておくと便利です。
小学校2年生
・漢字80字の習得
・文章の理解力を向上
・筆算の基本を学ぶ
・九九の完全な習得
小学校3年生
・漢字200字を覚える
・割り算の基本を学ぶ
・分数の加減算を理解する
・ローマ字の基礎を学ぶ
一人留守番の開始
通常、一人留守番は小学校3年生から始める家庭が多いです。
この年齢になると、多くの子供が数時間の留守番をこなすことができるようになります。
しかし、子供によっては違いがあるため、初めは短時間から徐々に留守番時間を延ばしていくのが良いでしょう。
留守番中のルールや禁止事項の指導も重要です。
小学校4年生
・漢字202字の習得
・割り算の筆算を学ぶ
・角度や大きさの理解を深める
・垂直や平行、四角形の特性を学ぶ
小学校5年生
・漢字193字を覚える
・異なる分母の分数計算を理解する
・少数の掛け算・割り算を学ぶ
・立方体や直方体の体積を計算する
・割合の計算を理解する
電車通学
一部の私立小学校の生徒は、1年生から一人で電車通学することがありますが、一般的には小学校の高学年になってから電車を使った移動が始まります。
5年生になると、多くの子供が一人で遠出することが増えます。
塾への通学
特に東京23区内では、多くの子供たちが小学校5年生くらいから塾に通い始めます。
中学受験をしない公立中学に進学する生徒でも、この習慣は同じです。
昭和時代には、成績が優れた生徒は5年生や6年生になるとほぼ全員が塾に通っていました。
小学校6年生
・漢字191字を習得
・分数の掛け算・割り算を学ぶ
・比例・反比例の理念を理解する
・速さの計算法を学ぶ
・円や立体の面積を計算する
まとめ
小学生は6歳または7歳から12歳までです。
4月1日時点で6歳の子供は小学校1年生になります。
4月2日から翌年の4月1日までの間に誕生日を迎える子供がその学年に含まれます。
早生まれや遅生まれに関わらず、4月1日時点での年齢だけで入学年度が決定されます。
たとえば、2023年の4月1日に6歳になる子供は、その年度に入学する新しい1年生となります。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。