「仕事が立て込んで忙しかった日、目が回るような一日を終えて、さらに保育園で子どもを迎えに行かなければならないなんて、ツラすぎる!」といった気持ちをどう表現すればいいでしょうか。
そういう時、ありますよね。
自分だけの時間を少しでも確保したいと願うのは当然のことです。
多くの親がこの感情を抱えており、乗り越えるためには子供の視点で考えたり、ストレスの原因を探ることが役立ちます。
ここでは、保育園のピックアップ時の不満を軽減する方法をご紹介します。
保育園のピックアップでストレスを感じる時・自分だけの時間が欲しい時の対策
仕事を早めに切り上げて、保育園へ急ぐ自分を想像してみてください。
同僚に迷惑をかけたり、家事が未完了で気になったりすることで、ストレスがたまることもあるでしょう。
カフェで一息ついたり、街をぶらぶらしたいと思うのも自然です。
保育園のピックアップが億劫な時の対策をいくつか紹介します。
①ピックアップを代わってもらう
配偶者や両親に頼むことができれば、彼らに保育園のピックアップを依頼しましょう。
普段通りに仕事をし、その時間を自由に使うことができます。
好きなことをして過ごし、帰りには夕食のおかずやデザートを買って帰れば、家族への負い目も軽減されるでしょう。
②代わりにピックアップできる人がいない場合は、思い切って有給休暇を
一人で子育てをしている場合や実家が遠い場合など、頼れる人がいないこともあります。
その場合、仕事のストレスや家庭の問題で疲れている時は、勇気を出して有給休暇を取り、自分だけの時間を確保するのも一つの方法です。
③家事を簡略化する
家事に追われてイライラする場合、夕飯をテイクアウトにするなどして楽をしましょう。
母親が笑顔でいるためには、少しの手抜きも許されるはずです。
④ママ友との交流を短くする
最後に、他のママとのおしゃべりが苦手な人への対策です。
無理に会話を続ける必要はありません。挨拶をして、すぐに帰ることも一つの手です。
⑤遠回りをして心を落ち着ける
イライラが溜まった時は、子どもと散歩を兼ねて少し遠回りして帰宅するのはいかがでしょうか。
その間に子どもとの会話を楽しむことで、親自身の心も落ち着かせる効果があります。
⑥先生との会話で心をリセット
保育園の先生との会話を通じて、日々のストレスから一時的に解放され、心をリセットすることができます。
親しい先生との会話は、イライラを和らげるのに役立ちます。
⑦無になることで心をリセット
何も考えない時間を持つことも心をリセットするのに効果的です。
特に、子どもが園庭で元気に遊び始めた時、すべてを受け入れ「もうこれでいい」と思うことで、心が軽くなる瞬間があります。
子どもがまだ遊びたいときの寛大な対応方法
保護者が直面する一般的な課題の一つに、子どもが帰宅を渋ることがあります。
子どもが「もっと公園にいたい」「友達とまだ遊んでいたい」と言う瞬間はよくあります。ママとしては、早く家に帰りたいという気持ちとの間で葛藤が生じるでしょう。
保育園のピックアップで感じるストレスと、その対処エピソードをご紹介いたします。
ぜひ参考にしてみて下さい。
保育園のピックアップでストレスだったエピソード
保育園の送迎は、保護者にとってはかなりの負担になることがあります。
送迎時のストレスやイライラを減らすための実体験を以下にまとめました。
・子どもが帰るのを嫌がり、玄関で号泣する日々が1ヶ月続いたことも。自分の育児方法に疑問を感じ、他の子が喜んで帰るのを見ると、教育者や他の親に申し訳なく感じたことがあります。
・保育園での遊びに没頭し、帰るタイミングを伝えても従わず、おもちゃの片付けをしないで閉園ギリギリまでいると、イライラが募ることがあります。
・急いでいる時に子どもがおしゃべりに夢中になり、リュックを背負ったり靴を履き替えたりするのに時間がかかり、ストレスを感じることがありました。
子どもが帰宅を渋った時の解決エピソード
子どもの気持ちを理解しようとすることで、怒りを抑えることができたという経験もあります。
子どものペースを尊重する
・子どもが遊びに夢中で帰りたがらなかったが、それが子どもの自然なペースであることを理解し、帰宅を急がせるのが自分の都合であると気づき、反省しました。
・子どもが納得するタイミングで帰るように心がけることにしました。
子どもを怒りたくなる気持ちはあるものの、家事を早く終えたいのは自分の都合。
自己暗示で感情をコントロール
・子どもが保育園で疲れており、時には私に対して不機嫌な態度をとることがあります。
そんな時、「保育園で頑張ってるんだから」と自分自身に言い聞かせて、気持ちを落ち着かせた経験があります。
ピックアップ方法の変更
・車でのお迎えが難しいため、天気が良い日は歩いて保育園に行くようにしました。自転車の場合、ヘルメットやベルトの装着が難しいので、車か歩きでのピックアップに変更しました。歩くときは散歩を兼ねてスムーズに行えました。
夕飯の準備を事前に済ませる
・夕飯の下準備を朝のうちに済ませておくことで、ピックアップ時に心に余裕を持てるようにしました。必要なときは冷凍食品やデリバリーを利用することもありました。
子どものひとことに癒される
・「ママなんで来るの!帰って!」と泣かれたことがありますが、仕事の調整をしてまで来ているのにという気持ちがありました。
しかし、帰り道で「ママごめんね、大好き」と言われると、すべての努力が報われた気持ちになりました。
子どもが帰りたがらない時の効果的な対応策
保育園のお迎え時に遊びに夢中な子どもたちへの対応は、親にとって大きな課題です。ここでは、経験豊富なママやパパが実践した効果的な対応策を4つご紹介します。
効果的な方法①帰路を楽しい体験に変える
・帰り道に子どもと面白いものを探しながら歩く遊びを取り入れました。
雑貨屋のショーウィンドウやユニークな看板を楽しむことで、子どもが自然に帰る気にさせられました。
子どもの好きな場所を経由して帰るルートを選び、「あそこに行こう!」と楽しみながら帰宅するようにしました。
効果的な方法②帰路のルートを子どもに選ばせる
・「今日はどの道を通って帰る?」や「お花の咲いている道を通る?」といった選択肢を子どもに提示し、帰宅へのモチベーションを高めました。
効果的な方法③帰宅後の楽しみを予告する
・帰宅後に何か楽しいことが待っていると伝え、登園前から「家に帰ったら○○しようね」と提案すると、子どもが喜んで帰宅するようになりました。
効果的な方法④園外の刺激に注意を向ける
・園の門外にある花壇の花を見に行くなど、外の世界への関心を引くことで、徐々に園から離れる動機付けをしました。
実践して失敗してしまった対応策
感情的な反応は逆効果となる場合が多いです。
失敗した方法①怒ってしまう
・子どもを怒ると、反発心が強まり、双方のイライラが増す結果となりました。
失敗した方法②急かす
・「早くして」と子どもを急かすと、子どもが焦ってしまい、状況が悪化しました。
失敗した方法③無理やり抱っこして移動する
・無理に抱っこして車に向かうと、子どもが大泣きし、チャイルドシートに座らせるのが一苦労でした。
失敗した方法④先に帰るフリをする
・「ママはもう帰るよ」と言って帰るフリをすると、子どもの拒否反応が強まり、状況がさらに困難になりました。
・遊びに夢中で帰りたがらない時、「じゃあずっとここにいるの?バイバイ」と言うと、これまでにないほどの大泣きが起こりました。
まとめ
毎日のお迎え時に感じるストレスは誰にでもあります。
たまには自分自身のためにリフレッシュの時間を作り、保育園の先生との会話を楽しむなどして、感情のコントロールに努めましょう。
他人に頼ることや、家事を少し手を抜くことも決して悪いことではありません。
周囲のサポートを活用し、少しでも楽をして、ストレスやイライラを減らして保育園のお迎えに臨むことが望ましいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。